パネルセッション 3: 持続可能性に配慮した養殖業成長産業化戦略(有料登録が必要です)

12月10日(金)
13:00~17:00

パネルセッション 3: 持続可能性に配慮した養殖業成長産業化戦略

日時 2021年12月10日(金) 13:00~17:00
会場 2A会議室
概要

四方を海に囲まれている日本では、古くから漁業や養殖業が営なまれてきた。このうち、養殖業については、安定的に生産が行われており、養殖業に適した沿岸海域は概ね有効に活用されていると考えられる。一方、1990年代以降、世界では養殖業の成長率が約8%と高い水準を維持する状況において、日本でも養殖業の成長化が期待されるが、飼料、種苗資源や海域環境の持続可能性、養殖業に携わる人材の確保などに十分に配慮しなければならない。そのためには、漁場拡大による過密養殖の防止、飼料生産の海洋動物性タンパク生産のフットプリントの低減、種苗の安定的な確保、自動化技術など、新たな技術革新が必要とされている。このセッションでは、持続可能性に配慮した養殖業成長産化の戦略について議論する。

※プログラムに記載の内容については予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。

登壇者
    • 北澤 大輔

    •  東京大学, 生産技術研究所, 教授
    • 日向野 純也

    •  一般社団法人マリノフォーラム21, 技監
    • 狩谷 卓郎

    •  日鉄エンジニアリング株式会社, 総務部, 部長
    • 野原 節雄

    •  IMTエンジニアリング株式会社, 顧問
    • 濱﨑 祐太

    •  マルハニチロ株式会社, 増養殖事業部 養殖課
    • 鶴岡 比呂志

    •  日本水産株式会社, 養殖事業推進部, 部長

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